エンクレストマンションが展開する福岡市は中世からの商都「博多」と
近世(江戸時代以降)以来の武家町「福岡」を擁する双子都市として発展しました。
(父)
「長政は逃げ出してしまったし、今回は太兵衛に案内を頼むかのう?」
(太)
「承知致しましたぞ。ガハハッ。」
(父)
「こうして歩いてみると、長政が自慢しておったように、福岡城は広いのう。」
(太)
「左様でござるな。例えば、向こうに見えている『大手門交差点』から城内中枢の本丸天守閣予定地(!)まで直線距離で約500メートルはござろう。」
(父)
「天守閣予定地・・・・。グスン!やっぱり福岡城も天守閣が欲しいよ〜!」
(太)
「・・・・大殿、天守閣の話は先程若殿との間で済みもうしたぞ!今さら赤児の様に駄々をこねても仕方ござるまい。」
(父)
「そうじゃの・・・・。普段冷静沈着なこのワシが単純で短気な太兵衛からなだめられるようでは本末転倒じゃ。」
(太)
「・・・・。拙者が単純で短気かどうかは別にして・・・・。その通りでござる。大殿、福岡城には天守閣こそござらぬが、城の遺構が由来となっている地名は幾つもございますぞ。例えば先程の『大手門交差点』は交差点脇にある『下之橋大手門』、つまり城内への正門の一つに因んだ名称でござる。かつての城の正門・メインストリートの遺構であればこそ、あれ程大きな道幅なのでござるな・・・・。因みに、『下之橋大手門』は平成12年に火災に遭ってしまい、現在のものは後に再建されたものでござる。」
(父)
「なるほど・・・・。それにしても見事に復元されておるな。」
(太)
「それだけではござらぬ。『下之橋大手門』以外にも『エンクレスト大手門』『エンクレスト大手門2』と城の『大手門』に因んだ建物が近隣にござる。他にも福岡市中央区の『城内』『赤坂門』『黒門』等はいずれも福岡城に因んだ地名でござる。」
(父)
「うむ、奈良や京都のように国宝級の歴史的な神社仏閣が密集しておるのも良いが、地名や遺構として歴史の香がほのかに残っている感覚というのも、堅苦しくなくて良いのう。仕事をしながら、あるいは散歩をしながら、気軽にあるがままの歴史の流れを感じる・・・・というのは福岡ならではの歴史の楽しみ方なのかも知れぬな。」
(太)
「福岡城はその姿から別名、舞鶴城とも呼び申す。周囲の『舞鶴』という地名や、『舞鶴中学校』の名称等はいずれも舞鶴城の別名から来たものとか。東西に広がる福岡城は、まさに博多湾に向かって翼を羽ばたかせて舞う鶴の姿そのものでござるな・・・・。」
(父)
「太兵衛は武骨者と思っておったが、なかなかのロマンチストよのう。やや?もう一羽、福岡城の対と思しき鶴が現れたぞ?・・・・。」
(太)
「あれこそが同じ舞鶴でも『エンクレスト舞鶴』でござる!」
[続く]